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がんカフェ 開催しました

2020-12-04
  日進月歩の医学の世界ではありますが、がんは、突然襲う大災害のように破壊力を持つ病気で、それは、ご本人にとってもはもちろん、ご家族にとっても、大切な友人にとっても同じです。今回のがんカフェに来てくださった方々のお話から、そんながんという病気を改めて考えさせられました。
 
 がんや他にも辛いご病気をお持ちで、ご家族の事や様々苦しい思いを乗り越えながら頑張ってこられた中、最近大切な友人をがんで亡くされた方
 二十歳にも届かない若さでがんになりながらも、明るく前向きに最期まで生き抜いた素晴らしい息子さんを持つお母さま
 最近がんの手術を終え、まだまだ心身ともに辛い中にもかかわらず来てくださった方
 コロナ禍の中、ご実家が遠く離れた場所のため、がんの手術を受けてから半年以上たった今も行けず、お互いを気遣いながら逢いたい気持ちを抑え今日まで頑張ってきている母娘の娘さん
 お子さんがまだ小さな頃にがんの手術を受け、最近、色々なことが分かる年齢になったお子さんから、なぜ毎日薬を飲んでいるの?と聞かれ、どのような形で真実を伝えようかと悩んでいらっしゃるお母さま。
 
 それぞれに辛い時間を過ごされ、なお今も辛さを抱えながら、日々の生活を送っている皆さんのお話は、次の言葉が見つからないくらいとても深く、濃いものでした。がんで失ったものは言葉ではとても言い表せないくらい大きなものですが、生と死に向き合う中から得たものは、かけがえのない尊いものだと感じました。本当にお話しくださりありがとうございました。
…とうより、私がむしろ伺いすぎてしまった感があり、反省汗しています。
 そんな雰囲気を察してくださったのか、ボランティアのSさんが、色とりどりのきらきら「聞くだけカード」を作ったらよいのではないかと提案をしてくださいました。まだまだ辛くて話すことはできなくても、同じ思いを持った方のお話を聞くことで、少しだけその辛さが軽くなって頂ければ、このがんカフェの大きな存在意義となります。次回は「聞くだけカード」用意します上に曲がる右矢印(黄)
風らっとるーむに行けばなんとなく安心する、頑張らなくてよい自分が出せる場所となれれば、嬉しいです。 
今後ともよろしくお願いいたします。
 
次回のがんカフェは、新年早々ですが
令和3年1月6日(水)13:00~15:00を予定しています。
 
お車でお越しの際は、ぶるーむの風診療所の駐車場をご利用ください。
なお、その際はお手数ですがスタッフにお声がけください。
 
                              風子
社会福祉法人ぶるーむ
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ぶるーむの森
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