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本日のひとりごと (おや親カフェ)

2022-02-18
 第16回おや親カフェを開催しました。
 オミクロン株の勢いが減少せず、千葉県も蔓延防止等重点措置の延長がされましたが、毎回のことながら開催をするかどうか迷い・・・すでに2年の月日が経ちました。
特にこの寒い時期はインフルエンザや胃腸炎がはやり、花粉症の人はそろそろそちらの心配もで始め・・・辛い時期です。

 1月の参加人数は珍しく少なかったので、単に外出を控えたために少なかったのだけならばよいけれど・・・といろいろ心配しましたが、本日は5名の参加者とボランティアさんのという賑わいが戻りました。何時も参加下さるお顔が見えると、換気のために窓を開けている寒い部屋ではありますが、ほっと温かさを感じます。

 前回のこのおや親カフェブログで、今年のキーサードは「ワクワクドキドキ」にします!と書きました。
そんな勝手な決定をしたことをお伝えして、皆さんにこの間に起きた「ワクワクドキドキ」を聞いてみました。
(全部はご紹介できません、ごめんなさい)

その中で、第1回ワクワクドキドキ賞は Iさんに決定(私の独断と偏見)しました。

 Aさんの息子さんが先日フリースクールの体験をなさり、想像以上に充実した時間だったようでキラキラと輝いたとのこと。
そこでは、ありのままを受け入れてくれることで、始めはできない事でも少しずつ「やってみようかな?」に変わっていくことができる場所のようです。Iさんもお子さんもキラキラしワクワクドキドキしたと思います。でも、それプラス、Aさんの次の一言に私はワクワクドキドキしました。それは…子どもたちの言葉(会話)をお母さんなりに変換するそうです。そしてそれを楽しんでいるご様子でした。素晴らしいと思いませんか?
  東田直樹さんの”あるがままに自閉症です”の冒頭第1章のいらない、に『僕はプレゼントをもらっても「いらない」と言って相手をがっかりさせてしまうことがありました。プレゼントが嫌なのではなく、つい、そう言ってしまうのです。おかしいと思われるかもしれませんが、それが僕の「ありがとうございます」だからです。なぜなら、「ありがとう」といいたくても、ぼくの口からでてこないのです。そして、代わりに出る言葉は「いらない」でした。・・・」(さらなる詳細は、奥が深いので是非一度お読みください。ぶるーむ図書にも置いてあります。)  これを読んだ時、目から鱗と言うか愕然としました。これって、自閉症の方に限った事ではありませんよね でも、いらないと言われたら、いらないと思いますょね。それを変換できるお母さんの懐の大きさに、ワクワクドキドキしてしまいました。そうなるまでに、幾度と心が折れそうになったことでしょう・・・勿論今でも折れそうになることもあるとは思います。でもそんな風に子どもがワクワクドキドキすると周りに伝線し、親御さんはそれを楽しめる余裕が生まれてくるのですね。さらにそれは私たちまでにも届きます。素敵

 今月2月は受験シーズン、いつもボランティアとして来てくれているBちゃんは、いよいよ高校受験です。受験を1週間後に控え、ドキドキしかないと言っていましたが、ドキドキはもうすぐワクワクに変わるでしょう。 おや親カフェのスタッフはじめ、皆、Bちゃんをワクワクドキドキしながら応援しています。

という事で、来月もワクワクドキドキが楽しみです
                         
                          風子

  参照: あるがままに自閉症です  東田直樹著  角川文庫


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