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~ひだまりっこ 7月の様子~

2022-08-22
 ひだまりっこ7月の様子 
 
ひだまりっこの夏の風物詩といえば、ゼリー作りに水遊び。お子さんたちに大人気の遊びシーズンが到来です

 七夕
笹の葉サラサラ~ 折り紙の飾りつけと短冊にみんなで願い事をしたためました。何てお願い事書こうか?と訊いたら、「パパ」「ママ」とかわいいお返事が返ってきました。パパママと楽しい夏になりますように!そして、いっぱい水遊びができますように!

 クッキング  ~ゼリー作り~
恒例の調理活動。夏はゼリー作りです エプロンとバンダナ、手洗いうがいを忘れずに、さぁクッキングスタート!
マグカップでカップゼリーをひとり分ずつクラッシュ。3個数えてフタを開けたり、押し出したり、知らず知らずのうちに、指先に力を込めたり両手で操作する訓練につながります。
大きなリングゼリーの感触も味わいながら… プシュ、シュワ―、パチパチ…サイダーの音にも耳を澄ませて…保育者の調理にも注目しました。
特製キラキラ宝石ゼリーはお弁当の後のおいしいデザートに 初めて体験するシュワシュワ感に、思わず舌と目が飛び出るお子さんも 今年のおかわり最高記録は3杯でしたよ!?

 水遊び
体調管理に気をつけながら、ジョウロや霧吹き、水鉄砲で水遊びを楽しんでいます 裸足になって、サンダルを履いて、日焼け止めと虫よけにプールタオルも忘れずに。お水をくんだりかけ合ったり、タライやバケツでもまるでプールに入ったようにびしょびしょのお子さんも 欲しいおもちゃを順番こ、貸し借りして仲良く使います。
水遊び、と聞いたら自分でプールバッグを取りに行く姿もみられるほど、みんなが大好きな水遊び。敵は、、、半端ない近年の暑さです。気温が高すぎる日は室内遊びになります。“水遊びできますように。。。”と保育者も毎朝祈るような気持ちで温度計とにらめっこしています。 


アイスクリームの壁飾りを作ったり、思いがけず本物の大きなすいかがお目見えしてみんなですいか割りごっごも楽しみました。ひだまりっこには、真夏の太陽に負けないお子さんたちのひまわりのような笑顔連日満開です。

~ ひだまりっこ おでん 
おねがいごと、叶いますように
チョキチョキ いい切れ味です
毛糸ストローでコーン模様を編みます
じゃーん、トリプルサイズ!おいしそうでしょ
マッシュします ぎゅっぎゅっ
プルプルだぁ 気持ちいい~
僕のゼリー、おいしいよ(*^^)v
もっとかけてー!!
先生を狙い打ちっ!
まんまるすいかは重たいぞー

本日のひとりごと がんカフェ

2022-08-12
 一期一会
日々の暮らしの中でそれを意識しながら過ごしている人は数少ないと思います。まして、誰でもが訪れる命の限りに関してはなおのことだと思います。
でも、がんカフェはそれらを感じる場面が多いです。 

 初めて参加したときは、視線を下にしながら「聞くだけカード」(今日は皆さんのお話を”聞くだけで発言はしません”という意思表示カード)を机に置き「明るく日々を過ごすようにしています」と自己紹介だけをしたNさんでしたが、回を重ねるごとに、前向きに一生懸命過ごすご様子を明るく報告してくださるようになりました。そして今回は、月に1回のこの会が待ち遠しいと、ここで1か月の話をすることが楽しいですと。また、迷っている方へ和やかなオーラを出しつつ勇気を与える様なお話もしてくださいました。

 今回で2回目の参加となるTさんご夫婦は、ご病気以外に親族内の心配事があり、とても心を痛めたご様子でした。前回は初めてという事もありとても緊張されていて、その辛さは伝わってきましたが中々お話をされませんでした。 今回は、顔色も随分良くなった印象で、心の内を少しだけお話しくださいました。親子であっても、兄弟姉妹であってもその思いが強ければ強いほど、時として一方通行や行き違い、堂々巡りになってしまいます。そんな時に同じ病を持ったものだからこその俯瞰した意見が出てきます。 琴線に触れるような一言が響きます。 

 Iさんは既に厳しいステージにいらっしゃる様ですが、新薬が効いているようで調子もよく、外見はとても重い病気を抱えているとは思えません。そしてここで話すご自身の厳しい状態をまるで他人の話をするかのように淡々と話します…しかもニコニコと笑顔で。  でも、本当は心の中はどうしようもない不安で一杯なはずです。周りの方の辛さや大きさに触れることで、一番状態が軽い(良い)のは自分だと、まだまだ自分は大丈夫と、そんな風に納得させたいかもしれません。  そんなIさんを周りの皆もそっと見守ります。 

  がんカフェでの一期一会・・・でした
                         風子

本日のひとりごと(育カフェ)

2022-08-02
今年の猛暑は強烈! 例年より蝉の声が少ないのは何故? 
先日、NHKのチコちゃんに叱られるという番組の中で「親子が生涯で一緒に過ごせる時間は」という質問がありました。  どのくらいだと思います? 
お母さんと24時間ずっと一緒の赤ちゃんから始まり、独立して家を出て、更に歳をとれば、当然その時間は短くなります。まして、人間の寿命は同じではありませんから、一概にその時間を限定することは難しいと思います。 また、あくまでも一緒に居る時間ですから(一つ屋根の下で暮らす時間ではありません)その違いもあるとして・・・

母親と一緒に過ごせる時間は約65,700時間(約7年6ケ月) 父親は29,200時間(約3年4ヶ月)だそうです。 
ええぇぇ!! 驚きの(短い)数字だと思いませんか

子育ては本当に大変です。 何事にも代えがたく天使のように可愛い時期であっても、反抗期で会話が成り立たない文句しか言わない時期であっても、大変さは変わりません。 一日も早く我が子が成長してくれれば…と何度思ったことか
今回の参加者はお互いが初めましてだったので、お母さん同士の辛さの表出はあまりできずにいましたが、それぞれが抱えている大変さが伝わってきました。日頃抱えているお荷物を少しでもおいて帰ってくだされば、とエールを送りました。
そんな大変さを分かち合う場所ではありますが(子どもが独立してかなりの時間が経っている身としては)こんな数字を突き付けられてしまったら…何とも寂しいです 

さて・・・ちょっと(かなり?)こじつけかもしれませんが・・・蝉は土の中で7年間じっとじっとしていて、地上の生活は儚い時間ですよね。
私たちも同じなのかもしれません。 一緒に居られる時間は実はとても短いものなのですね 

                          風子 


ひだまりっこピーチ 7月の様子

2022-07-29
こんにちは、ひだまりっこピーチです
暑い日が続きますが、ピーチの子どもたちは大好きな水遊びで毎日盛り上がっています手でジャブジャブしたり、ペットボトルで作ったシャワーを全身に浴びたり、みんながそれぞれの遊び方で大はしゃぎ水遊びが終わっても子どもたちは元気いっぱい✨お部屋の中では音楽に合わせて身体を動かす音楽遊びや、ハイハイしたりよじ登ったり身体全体を使うマット遊び等いつもお部屋の中に笑い声が響いています//www.bloom.or.jp/froala/cke_smiley/icon_206.gif
そ~っとお水を注いで…
シャワー気持ちいい~
楽しい~
手をのばして届くかな~
よ~いどん!
ゴール!!
小さくなってジャンプだ~

本日のひとりごと(おや親カフェ)

2022-07-26
20周年記念に植樹したブルーベリーです
ぶるーむ20周年記念に植樹したブルーベリーです
<学校の事情>
 おや親カフェには、当事者の方ばかりでなくスクールソーシャルワーカーや様々な年代のボランティアさん・協力者と言った幅広い方々が数多く参加してくださいます。そんなおひとりに、去年公立学校を(定年)退職されたAさん(Aさんの事はこのがんカフェ15回目のブログで触れていますが、支援学級の担任も経験され、若いころは夜中でも呼ばれればどこへでも飛んで行ってくれる頼もしくも熱い思いを持った先生です)がいらっしゃいます。退職された身であるからこそ、一歩引いた立場からご自身が知っている学校事情を度々伝えてもらっています。 
今回は開催日がちょうど夏休み前日の終了日だったこともあり、通信簿の話題が出ました。
ここにいらしている当事者の親御さんは、もう何年間も学校に行けなくなってしまっているお子さんから、ここ数か月間に急に行けなくなってしまっているお子さんを持つという色々な背景があります。そんなわけで、通信簿に関しては様々な見方(感じ方)があることがわかり、皆それぞれの思いを共有ができ参考になったようで、腑に落ちた感が伝わってきました。
一方Iさんによると…一日でも出席した生徒さんには学校としてどうしても評価をしなければならないので、一律に評価することは担任としてとてもつらい立場であること、そして…学校が時間軸で動いていることが大きく影響をしていたことをお話しくださいました。様々な場面で様々なフォローをしたいと考えている先生方はたくさんしらっしゃるものの、時間中心に動かざるを得ない事、そしてそれを当てはめた結果の評価をしなければならない事という辛い学校事情があるようです。
<親の事情>
様々な親の事情で子どもの成育環境の差異が大きく出ることは、ある程度仕方がないことだと思います。良し悪しで言うのであれば良いに越したことはありませんが、虐待(身体的・心理的・性的・育児放棄や怠慢)となると事は深刻です。
前段でもふれたように、おや親カフェに来てくださるボランティアさんは当事者も含め世代の幅が広く、Bちゃんはその中でも一番若い高校1年生です。Bちゃんはこのブログにも時々登場していますが、小学校3~4年生から、この4月に高校へ入学するまでの長い間引きこもりの不登校児でした。でも、おや親カフェには毎回始まる前から来て会場準備も手伝ってくれています。今日は自転車できたと…確かぶるーむはAちゃんの自宅と高校の途中に位置していますから通常なら電車で来るはずです。でも今回は自転車できたと言っていましたが、あまり深く考えずに、始まるまでの時間Aちゃんと二人で話をしました。高校生活は欠席はもちろん遅刻もせずに1学期を終了したこと、クラスメートのこと、”推し”の先生がいることなど、楽しい学校生活の話をしてくれました。
そして最近お母さんとの口論がきっかけで、お父さんとの生活が始まったことを、また親権が移る(かもしれない)ことを何事もないかのように、むしろ少し嬉しそうに話しをしてくれました。今まで同居の母親から(ギリギリの)グレーゾーンの虐待を受けていたBちゃんでしたが、それでも彼女は母親の事が大好きで、健気に母親の心の支えになっていました。しかし今回の母子の口喧嘩は発端はいつもの様な口論であったとは思いますが、終わり方が大きく違いました。
あんな幼い(思考の)母親にあきれた、と自嘲を浮かべるような表情で淡々と話しました。10歳の時両親が離婚をし母親との暮らしが始まり5年がっ経った。今度は父親との生活が始まったので、20歳までの5年間は父親と一緒に暮らしすつもりと、これからの彼女の思いを話してくれました。
親の事情で辛い日々を送ってきたBちゃんは、高校という新しい世界に出たことによって、大きく成長をしました。自分の置かれている立場に明確に疑問を持ったのだと思います。
おや親カフェに毎回来ていたAちゃんは、いつも当事者の親御さんの発言を一つ一つ聞いて、時には自らの心の内を震えながら発言をしたり、参加者からは不登校児の赤裸々な気持ち等いろいろなことを質問されていました。そんな中で、自分の母と当事者の母を比べていたのでしょう。そして高校生になり外に出て様々な事情を冷静に見ることができてきたのだと思います。

お父さんは仕事柄中々早く帰ってはこないので、まだ夕食は一人のことが多いようですが、少しづつ帰りが早くなってきているらしいです。これからは彼女の事情(人生)を優先して欲しいなと思いながら、おや親カフェが始まりました。

             風子
社会福祉法人ぶるーむ
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