ぶるーむ ブログ
本日のひとりごと(がんカフェ)
2022-09-08
・がんセンターを受診している患者さんは全員がん患者さんで、一人じゃないと安心できた。
・仕事柄、がん末期の方やがんセンターの緩和ケア病棟にも訪問していたので、たとえ病気になっても冷静に受け止められると思ってたが、身体は正直で、検査結果を聞きに行く当日に不登校児が学校医行けなくなるように頭痛や腹痛に襲われ、ご主人に抱かれるようにやっとの思いで病院に行った。でも、がんセンターに着いたとたんに頭痛も腹痛も治った。ここにいる患者さんは皆がんの患者さんだ!と思うと安心できたから。
・主治医からの検査結果を聞いたときは、きちんとメモを取り専門用語を使われていても理解しているつもりであったが、いざの内容をご主人に説明しようとしたら、うまく説明できなかった(わかっていなかった)。
・検査を行おこないまた次の検査を行う、次々と検査をしてその検査結果が出るまでの長い時間、気持ちの持ってき場がなくて本当に辛い時間であった。
・自分が元気にしていないと家族も元気でなくなってしまうので、家族に辛いというとなかなか言えない。
・自分は世界の中から外れてしまっているような「この世界のメンバーではない」ような感覚だった。
・食欲がなく食べられなかった時に主治医が「無理せずに食べられるときに食べれば…」と優しくかけてくれる言葉が、その価値のない人間であるように感じてしまった。
・「誰だって明日の自分はわらない、もしかしたら交通事故で明日は死んでいるかもしれない」と周りの人は励ましてくれるけれど、そうじゃない!!それとは違う!!と・・・がんではない方の励ましの温度差を感じ、辛い気持ちになる。
順不同ですが、上記は今回参加者がお話してくださった一部をまとめてみました。
がんという病気は、とても大きな辛く苦しい病気です。 しかし病気を抱えていても、神様を恨みたくなるような壮絶であり理不尽な人生であっても「今、私はとても幸せです」と普通に言える方が集います。
ここは、辛いご病気を辛いと素直に言える、ありのままの気持ちを分かち合える場所です。
ここは、辛いご病気を辛いと素直に言える、ありのままの気持ちを分かち合える場所です。
風子