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本日のひとりごと (がんカフェ)
2023-10-11
Aさんは病気を患い10年という長い時間が経っています。現在も治療継続中で薬の副作用でお辛い時もあるようですが、いつもチャーミングな笑顔で明るい話題が絶えません。がんカフェに初めて来てくださってから丸1年が経ちましたが、ほぼ毎回欠かさず来てくださっています。しかし…今回の参加はとても迷ったと。親として最も悲しく辛い出来事で、それが如何ほどかという事は想像に難くないものでした。Aさんはそんな中で、この10年の月日の出来事は受け入れがたい事がは数々あるけれど、それはその大きな力に委ねる、と。そしてそれも人生の1つである、と淡々とお話しくださいました。
抗う事の出来ない人生を”委ねる”・・・受け入れるのではなく、委ねる。Aさんだからこその一言が心の奥まで響きました。
ぶるーむは施設見学で訪問される方々が多く、学生さんを始め、遠方からの他施設の方や様々な業種の事業所から数多くの来訪者があります。
本日は地域の民生委員の方々が見学訪問してくださいました。前もってご連絡は頂いていましたが、私が窓口で調整をしていたため直接対応はしないものの、先方窓口の方とご挨拶が必要でした。しかしその時間がほぼブッキングしてしまいました。
そんな訳で、開始時間にがんカフェの参加者さんへの挨拶もそこそこで、少しの間自由トークをお願いたまま、バタバタと部屋を後にしました。そして戻ってみると、いつものように自然に話が進んでいて・・・ボランティア的な存在のWさんが進行役をかってくださっていた様で、自然に会が進行していました。今回でがんカフェ開催は32回目となりますが、こんな風に会が育ち、輪ができてきたことに大変感激しました。皆さんありがとうございます。そして今後ともどうぞよろしくお願いします。
風子