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ブログ

がんカフェ 本日のひとりごと

2022-01-06
明けましておめでとうございます。
今回、初めてご参加下さったRさん。既にかなり進行をしているがんを患っているお父様と二人暮らしで、時々過保護(過干渉?)な父の言動にイライラすると素直にお話してくださったチャーミングな女性です。この日も化学療法で入院をするお父さんのために奔走してからの参加でした。一生懸命でパワフルに見える彼女ですが、学生時代にいじめを受けてパニック障害になり長く服薬していたことも、初対面ながらお話しくださいました。
その彼女の一言に胸を撃たれたので、今日のひとりごとにさせていただきます。
ーー死にたいときは電車に乗れなかった。少し良くなったと思ってもダメだった。でも、人間って死ぬよね!って思ったら、開き直れて、電車に乗れたーー   この話を聞いた時、彼女の苦しみの大きさに、ほんの少し触れたような気がしました。そして…私にとり生きる上での大切な言葉を思い出しました。
正岡子規 病牀六尺の
「悟りという事は如何なる場合にも平気で死ぬることかと思っていたのは間違いで、悟りという事は如何なる場合にも平気で生きる事であった」 です。

今年もどうぞよろしくお願いします。




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