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第9回 おや親カフェ開催しました
2021-07-15
7月15日 おや親カフェ開催しました
発達障害のお子さんで、学校で思わず友人に手を出してしまった時の事。
多分先生は・・・先生と言う立場で
「暴力」=悪いこと 悪いことをした子ども=注意する(怒る)と言う単純(?)な思考で
彼を怒ったのだと思いますが
彼にとっては、相手の友達が自分に対して怒るのであればわかるが
先生が怒ることが納得できない と思ったようです。
確かにそうですよね
その子はその子なりの理由がありますし、何より「納得する」ことは重要なことだと思います。
理不尽に怒られた事は、心の傷となり、ずっと嫌な記憶として残ります。
一方、嬉しい報告があります。
以前、風らっとるーむや何回かおや親カフェにも参加してくださったお母さんが約4ヶ月ぶりに訪ねてくださいました。小学校6年生の時に完全に学校に行けなくなってしまいました。とても優秀で精神的にも他の生徒さんより大人だったようで、それゆえ(?)に苦しみは大きかったようです。お母さんの苦しみも大きかったと思いますが、息子さんを尊重しながら一つ一つ丁寧に納得できるような接し方を続け、友人にも恵まれていたのでしょう。中学入学を機に通学することができ、部活にも入って頑張っているようです。まだまだ波もあるかもしれないけれど…今後何らかの形でお役に立てるようになれば、とご報告に来てくださいました。
たとえ親子で会っても(ましては先生であれば)丁寧なコミュニケーションときちんとした「納得」は大切ですね
ぶるーむ図書に東田直樹さんの本が数冊あります。
ご存じの方も多いと思いますが、「自閉症の僕が跳びはねる理由」の著者です。
東田さんは会話をすることが困難なようですが、言葉は一つ一つがとても美しく素晴らしい本です。私はこの本をバイブルとして、ずっと読んでいきたいと思っています。 お勧めです。
風子